以下、光生による文章である。彼は華との合作である小説【枷なき夢路】を読了後にLINEで以下の文をこのblog内に載せて欲しいと告げた。
枷なき夢路;
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この話は明らかに俺らの高校生の頃のifだと思った。華ちゃんは高良をけしかけて、あの人を殺させる事が出来ただろう。で俺も手伝わされたに決まってて実際手伝ったはずだ。
登場人物の主人公の独り言が激しい奴が俺だったと思うが、華ちゃんには『そんなに純朴じゃないでしょ』とか言われた。心外だ。俺こそ純朴青年だったはず。女好きなのは設定外だけど。
華ちゃんの親の実家みたいな場所にそっくりな舞台で、あの話は不気味だ。高良は真似されないように濁して書いたっぽいが、アレは本当に計画してたんだろう。リアル過ぎて怖い。
だが、あの人は本当に殺されて死んでも困らない人間だった。それだけは間違いなく言える。
それと女の子の描写は昔の華ちゃんぽかった。あんな感じだった。もうちょっとぶっ飛び気味だったが高良も書きたくなかったんだろう。華ちゃんも自分の過去なんか客観出来ないんだろうし。
繰り返し言うが俺は主人公の良い奴に近い。そこだけよろしく。